FRBがFOMCで金利据え置きを決定|NY市場、FOMCを終えて安心感広がる
FRBはFOMCで金利据え置きを決定
6日から7日にかけて、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、米連邦準備理事会(FRB)は、FF金利を4.25~4.50%に据え置くことが決まりました。
FRBに対しては、トランプ大統領がパウエルFRB議長に利下げを要請し、苛立ちを露わにしていましたが、関税の引き上げなどでインフレへの懸念や失業率の上昇への不安があり、金利を据え置いたようです。
今回の決定で、再びトランプ大統領の言動で、市場が揺れるのでしょうか。
NY株式市場、FOMC無事に終わったことで3指数反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。
ダウ平均株価は、284.97ドル高の41,113.97ドルと3営業日振りの反発で終わっています。
米連邦準備理事会(FRB)が開いていた米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利の据え置きを決定し、無事に通過したことを受けて、安心感が広がったようです。
また中国との閣僚級の会議が開かれることも決まり、米中関税戦争への不安も和らいだようです。
ただ、地政学リスクが高まっていることが心配です。
日経平均株価、円高進行で8日振りの反落
昨日の日経平均株価は、51.03円安の36,779.66円と8営業日振りの反落で終わっています。
前日のNY市場が、下落していたことや為替相場が円高・ドル安に大きく動いたこともあり、輸出関連株を中心に売りが広がったようです。
取引時間中には米中関税戦争が良い方向へ向かうという思惑が広がり上昇する場面もありましたが、買い勢いは続かなかったようです。