実質賃金が2カ月連続プラスに|ガソリン価格が3カ月振りに下落

時事

2025.02.06



2024年の実質賃金が2カ月連続プラスになったようです。ガソリン補助金の縮小で値上がりしていたガソリン価格は3カ月振りの下落になりました。

株式市場は、ハイテク株の買いが広がっているようですが、日本市場は円高が重しになりました。

2024年12月の実質賃金が2カ月連続プラスに

厚生労働省が発表した、2024年12月の毎月勤労統計調査で、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比0.6%増と、2カ月連続でプラスとなったようです。

冬のボーナス支給額が増えたことが寄与しているようです。

名目賃金は現金給与総額619,580円と4.8%の伸び率と大きく増えていますが、物価高が実質を抑えたようで、2024年間では0.2%のマイナスのようです。


ガソリン店頭価格の平均が3カ月振りの下落に

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=184.6円と前週から0.5円安くなったようです。

サウジアラビアが1月積みのアジア向け原油の調整金を引き下げたことが要因のようです。

今後は、為替や原油価格の動向次第ですが、あまり変動がないのでしょうか。


NY株式市場、企業の好決算を受けて3指数続伸

今朝終わったNY株式市場は、終わり間近で3指数共に続伸して終わりました。

ダウ平均株価は、317.24ドル高の44,873.22ドルで終わっています。

企業決算で好決算を発表した企業が相場を押し上げたようです。

非製造業景況感指数が52.8と市場予想の54.3を下回り、前月からも低下したことで、景気減速は意識されたようですが、長期金利が低下したことで、ハイテク株に買いもあったようです。


日経平均株価、円高が進み上値重く

昨日の日経平均株価は、33.11円高の38,831.48円と小幅続伸で終わっています。

前日のNY市場でハイテク株が買われたことを受けて、日本市場でも半導体関連株の買いが広がったようです。

ただ、為替相場が円高・ドル安に進むと売りが優勢となり、マイナスになる場面もありましたが、引けにかけて買戻しが多くなり、続伸で終わっています。

今朝のNY市場が3指数続伸していますが、続伸することはできるでしょうか。


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