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10月の地域経済報告で2地域で判断を引き上げ
日銀が10月の地域経済報告(さくらリポート)を公表。
全国の9地域のうち、北陸と東海の2地域の景気判断を引きあげ、その他の地域は据え置かれました。
概ね「緩やかに回復」か、「持ち直し」の基調とされていて、景気が上向いているとみられているようです。
8月の景気動向指数が2カ月振りに低下
内閣府が発表した、8月の景気動向指数では、2020年を100として113.5と前月から3.7ポイント低下したようです。
低下は2カ月振りで、基調判断は「下げ止まりを示している」と据え置かれたようです。
10月のさくらリポートが2地域で引き上げられていることもあり、今後の指数は上向いてくるのでしょうか。
NY株式市場、金利上昇や中東情勢不安で売り優勢
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落。
ダウ平均株価は、398.51ドル安の41,954.24ドルで終わっています。
米長期金利が4%台に上昇したことで、株の割高感が意識されたことや中東情勢の悪化に対する警戒感も広がったようです。
経済指標が堅調になっていることで、今後のFRBの利下げにも注目です。
日経平均、3日続伸で39,000円台回復
昨日の日経平均株価は、697.12円高の39,332.74円と3日続伸で終わっています。
先週末のNY市場の株高を受けて、日本市場にも買いが広がり、為替相場がさらに円安に進んだこともあり、上昇幅も大きくなったようです。
ただ、今朝のNY市場が3指数共に反落していることや中東情勢の悪化への懸念が高まっていること、日経平均が3日続伸し、40,000円目前となっていることで、今日は売りが多くなるのでしょうか。