日本へのトランプ関税25%か|ガソリン価格が2週連続で下落
日本へのトランプ関税は25%示唆
トランプ大統領が、再び海外への追加関税に対して、言動が増えていますが、日本に対しては8月1日から25%の追加関税を課すと示唆しました。
これまでの動向では、トランプ大統領が発言した後に、ベッセント財務長官が調整に入るという形となっていますが、今回はどうなっていくのでしょうか。
記者会見でトランプ大統領は「日本については、おそらく書簡の内容どおりになると思う」と述べています。
ガソリン店頭価格が2週連続で下落
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリン店頭価格が1ℓ=173.2円と、前週から0.2円安くなっています。
値下がりは2週連続で、原油価格の値動きの下落分が遅れて反映されているようです。
再び、円安に振れてきていることは気になりますが、地政学リスクが和らいでいることで原油価格は安定していくでしょうか。
NY株式市場、トランプ発言に翻弄される
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。
ダウ平均株価は、231.49ドル高の44,254.78ドルと反発して終わっています。
トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任すると報道されたことを受けて、市場は大きく売り優勢となりましたが、その後、記者団に対して、解任については「非常に可能性は低い」と発言したことで、株価は取り戻されています。
トランプ発言で翻弄されるのはいつまで続くのでしょうか。
日経平均株価、方向感乏しく小幅反落
昨日の日経平均株価は、14.62円安の39,663.40円と小幅に反落して終わっています。
前日のNY市場が3指数まちまちだったことや主だった材料もなかったことで、方向感が乏しい相場となったようです。
昨日は、ダウ平均が下落したことで、国内の主力株にも売りが入ったようです。
今朝のNY市場が3指数共に上昇していることを受けて、日本市場は反発するでしょうか。
トランプ関税が25%となることが伝わっていますが、先行き不安が高まるでしょうか。