中東情勢悪化受けて、ガソリン価格に備える|白物家電出荷額が2カ月連続でプラス
中東情勢悪化でガソリン価格備え
石破首相が、現在の中東情勢の悪化を受けて、ガソリン価格高騰へ対する措置を講じることを決めたようです。
前週は、ガソリン価格が下落していましたが、中東情勢が今後、さらに悪化することにより、ガソリンの供給量が減少することへの不安が高まっています。
政府は現在も1ℓ=10円の補助額を出していますが、今後は、1ℓ=175円を超えた場合には、さらに補助を出すことを決めました。
白物家電2カ月連続でプラス
日本電機工業会(JEMA)が5月の白物家電出荷額を発表。
前年同月比で6%増の2,283億円となったようです。
プラスは2カ月連続で、エアコンも2カ月連続で前年を上回ったようです。
6月になり、30度を超える真夏のような気候が続いていることもあり、6月の出荷額はさらに増えるのでしょうか。
日経平均株価、地政学リスクと利益確定売り
昨日の日経平均株価は、396.81円安の38,488.34円と4営業日振りの反落となりました。
前日までの上昇もあり、利益確定売りもありましたが、中東情勢の悪化で不安心理が高まっているようです。
NY市場が、Juneteenthで休場のため、材料が乏しくなりますが、為替相場が1ドル=145円台後半まで円安が進んでいることや、反落の後で買戻しがあるのでしょうか。