ガソリン価格が2年振りの安値に|派遣社員の時給で事務などが過去最高に
ガソリン価格が2年振りの安値水準に
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=171.2円と前週から1円安くなっています。
補助額が増額していることで、2023年6月26日以来となる約2年振りの安値となっています。
調査がなかった5月の大型連休を除いて8週連続で値下がりとなっています。
ただ、現在、イスラエルとイランの交戦の影響で原油価格の上昇があることや円安進行もあることから、今後は値上がりの可能性はあるでしょう。
派遣社員の募集時時給で事務などが過去最高に
民間の人材サービス会社が発表した、5月の派遣社員の募集時平均時給が3大都市圏で、前年同月比4円高くなり1,703円となったようです。
前年を上回るのは33カ月連続と、2年以上上昇が続いているようです。
特にオフィスワーク・事務系、IT、エンジニア系の時給が過去最高となったようです。
NY株式市場、利下げ見送りで売り優勢に
今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の多いナスダックやS&P500は、利下げ見送りを受けて反発となりましたが、ダウ平均株価は、44.14ドル安の42,171.66ドルと続落で終わっています。
米連邦準備理事会(FRB)が、今後の物価上昇を見据えて、4会合連続となる利下げ見送りとなったことで、売りが広がったようです。
中東情勢の悪化への不安もあり、売り勢いが全体にもあったようです。
トランプ関税による物価上昇や、中東情勢などもありますが、経済は痛んでいないことで、先行き不透明な状況が続くとみられています。
日経平均株価、円安進行で4カ月振りの高値に
昨日の日経平均株価は、348.41円高の38,885.15円と3日続伸で、4カ月振りの高値で終わっています。
日銀が金利の引き上げを考えながらも先行き不透明な状況で金利据え置きされていることや、為替相場で1ドル=145円台まで円安・ドル高が進んだことで海外投資家からの買いが入った要因となっています。
今朝のNY市場が上値が重かったこともありますが、為替相場が大きく変動しないのであれば、利益確定売りも入ってくるのでしょうか。