1~3月期のGDPが4四半期振りのマイナスに|5月の米消費者態度指数が過去2番目の低さに

時事

2025.05.17

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1~3月期のGDPが4半期振りのマイナスに

内閣府が1~3月期の国内総生産(GDP)の速報値が、物価変動の影響を除いた実質が前期比で0.2%マイナス、年率換算で0.7%の減少となったようです。

物価高によって個人消費が弱まったことで、4四半期振りのマイナスとなりました。

2024年度の実質国内総生産(GDP)の速報値は前年度比で0.8%増と4年連続でプラス成長となっています。

物価高が続く中で、2025年1~3月期は反動となっているのでしょうか。



5月の米消費者態度指数が過去2番目の低さに

アメリカ・ミシガン大学が5月の消費者態度指数を発表。

速報値は50.8と前月の確報値の52.2から1.4ポイントの低下で、5カ月連続の低下で、2022年6月の次に過去2番目の低い水準まで低下しています。

ただ1年先の予想インフレ率は約44年振りの高水準になっています。


NY株式市場、ダウ一企業の買戻しが相場を支える

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。

ダウ平均株価は、331.99ドル高の42,654.74ドルと続伸して終わっています。

前日まで一企業が売られていましたが、買戻しが入って相場を支えたようです。

米消費者態度指数が過去2番目の低い水準になったことや1年先のインフレ率が上昇したことで、相場を抑える場面もあったようですが、大きく続伸して終わっています。

ハイテク株の多いナスダックも反発して終わっています。


日経平均株価、ハイテク株と円高で3日続落

昨日の日経平均株価は、1.79円安の37,753.72円と3日続落で終わっています。

前日のNY市場で、ハイテク株の割合の高いナスダックが下落していたことや為替相場が円高・ドル安に振れたことで、売りが優勢となったようです。

後場では買戻しも入り、プラスに転じる場面もあったようですが、売り圧力が勝ったようです。



吉野裕一

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吉野裕一 吉野裕一

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