民間試算の出生率で過去最低|賃上げ率は5.49%と横ばい

時事

2025.05.16

child baby newborn arms



民間調査の出生率が過去最低に

民間調査による2024年の出生率が、2023年から0.05ポイント低下し、1.15と過去最低となったようです。

低下は9年連続で、出生数も初めて70万人を割り込む公算が大きくなっているようです。

人口維持するためには、女性の生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が2.07必要とされていますが、ほぼ半分となる現状で、今後の人口減少の加速が懸念されます。



賃上げ率は5.49%と横ばい

民間調査による賃金動向調査で、平均賃上げ率が5.49%だったようです。

人手不足が続く非製造業の賃上げは広がっていますが、製造業で一服感がみられているようです。

減税のアメリカによる関税施策が今後の経済にどう影響するかが不確実なこともあり、今後が気になります。



NY株式市場、好決算企業の買いでダウ反発

今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の割合の高いナスダックは、7営業日振りの反落でしたが、ダウ平均とS&P500は上昇。

ダウ平均株価は、271.69ドル高の42,322.75ドルと3営業日振りの反発となりました。

債券が買われたことで、金利が低下して、株式の割高感が後退したことや、決算発表で好決算の企業が買われたことで、反発したようです。

日経平均株価、円高と利益確定売りで続落

昨日の日経平均株価は、372.62円安の37,755.51円と38,000円台を割り込んで続落して終わっています。

足元で上昇が続いていたことで、昨日は利益確定売りの広がったようです。

為替相場が前日から、円高が進んだことから売りも広がったようです。

今朝のNY市場が、ナスダックが反落していますが、ダウ平均とS&P500は上昇していることで、買戻しがあるのでしょうか。



吉野裕一

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吉野裕一 吉野裕一

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