期待インフレ率が2カ月振りに高水準に|ガソリン価格が3週連続で下落
期待インフレ率が2カ月振りの高水準に
ブレイク・イーブン・インフレ率(BEI)という、一般の国債利回りから物価連動債の利回りを差し引いて求めた水準が、3月には過去10年で最高の水準になっていました。
トランプ大統領が再就任し、トランプ関税など世界を翻弄させたことで、4月には急落していましたが、再び上昇しているようです。
足元では1.5%と若2カ月振りの高水準で、この結果を受けて日銀が利下げへと動くのか市場では注目が高まっているようです。
ガソリン価格が3週連続で下落
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が、1ℓ=183円と前週から1.5円安くなったようです。
ゴールデンウィーク中は調査がありませんでしたが、3週連続での下落となりました。
原油安が影響しているようで、政府の補助金が1.1円と4月下旬から0.2円増えているようです。
ビールの販売が3割減に
ビール大手の4月の販売が、前年同月比で3割以上の減少となっているようです。
食品類などの値上げが続く中で、ビールの値上げをしたことで、駆け込み需要が入り、4月は反動で落ち込んだようです。
NY株式市場、ハイテク株は依然として買い
今朝終わったNY株式市場は、先日に引き続き、ナスダックとS&P500は6日続伸。
ダウ平均株価は、89.37ドル安の42,051.06ドルと続落で終わっています。
週初めに大幅高となり、主だった材料も出ていないことから利益確定売りが多くなったようです。
債券市場で再び債権が売られ長期金利が上昇したことで、株式の相対的な割高感が意識されたことで売りが広がったこともあるようです。
日経平均株価は、利益確定売りに押される
昨日の日経平均株価は、55.13円安の38,128.13円と5営業日振りの反落で終わっています。
前日のNY市場で、ハイテク株が買われていたことで、買い先行で始まりましたが、38,000円台を超えていることで、利益確定売りも広がったようです。
為替相場が円高に振れたことも、輸出関連株の売りにつながったようです。
今朝のNY市場が前日からの流れを引き継いでいることで、今日も売り買い交錯する日となるのでしょうか