2024年度の経常収支が30.3兆円と最大の黒字|街角景気が4カ月連続で悪化
2024年度の経常黒字が30.3兆円と過去最大に
財務省が2024年度の国際収支統計で、経常収支が30兆3771億円の黒字と過去最大の黒字幅となる前年度比16.1%増となったようです。
海外へ投資をした利子や配当の収入の第1次所得収支の黒字が大きく増えたようで、4年連続で過去最高を更新しています。
トランプ大統領になり、トランプ関税で翻弄された2025年度は、黒字となることができるのでしょうか。
街角景気が4カ月連続で悪化
内閣府が4月の景気ウォッチャー調査(街角景気)の結果を発表。
現状判断指数のDIが前月に比べて2.5ポイント悪化した42.6となったようです。
トランプ関税による影響への不安が高まっているようで、全体で4カ月連続で悪化しています。
足元では、トランプ関税の緩和がみられていることで、今後は回復への期待が高まるのでしょうか。
NY株式市場、米中関税戦争緩和で大幅反発
今朝終わったNY株式市場は、1,160.72ドル高の42,410.10ドルと大幅に反発して終わっています。
米中関税戦争で、現在追加されている中国への税率を145%から30%に引き下げたことや中国もアメリカに対して125%の追加関税を10%に引き下げたことで、市場に安心感が広がったようです。
今後の米中交渉の進展に期待されますが、決裂ならないことを願うばかりです。
日経平均株価も米中関税戦争緩和期待で3日続伸
昨日の日経平均株価は、140.93円高の37,644.26円と3日続伸となり、3月27日以来の高水準で終わっています。
米中関税戦争で進展があると期待が高まり続伸となったようです。
NY市場で、米中関税戦争で実際に進展があったことで、NY市場も大幅上昇したことで、今日の日本市場も買いが広がるでしょうか。
トランプ大統領の「地球を揺るがす重大発表」に対して、今後の市場がどう動いていくのでしょうか。