FRBの利下げ7月目途に後退|3月の求人倍率が2カ月振りの上昇
FRBの利下げ時期が7月に後退か
以前にトランプ大統領が、パウエルFRB議長に解任を促す投稿したことで、話題になりましたが、その後「解任させることはない」という発言で安心が広がったものの、利下げをしないことに苛立ちを見せていました。
ただ発表された4月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月から177,000人増え、市場予想を上回ったことで、利下げが先送りになる可能性が高くなったようです。
ただ今後の経済鈍化が懸念される中で、利下げ再開は7月になる公算のようです。
3月の求人倍率が2カ月振りの上昇
厚生労働省が3月の有効求人倍率が1.26倍と前月から0.02ポイントの上昇となったようです。
上昇は2カ月振りでインバウンドは依然として好調の用で、宿泊や飲食業の求人が増えた半面、賃上げによる労働条件の改善で転職が控えられ、求職者数が減ったのことで、求人倍率が上昇したようです。
NY株式市場、ポジティブ材料多く続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。
ダウ平均株価は、564.47ドル高の41,317.43ドルの9家族審で、4月2日以来の高値となっています。
対中関税戦争が不安視されていますが、中国商務省がアメリカから複数回の交渉打診があり、内容も評価されていると報道官談話を発表したことで、安心感が広がったようです。
また4月の雇用統計で、市場予想の133,000人を上回る雇用者数となったことで、過度な景気後退への
不安が和らいだようです。
日経平均株価、1年8月振りの7日続伸
昨日の日経平均株価は、378.39円高の36,830.69円と7日続伸で終わっています。
7日続伸は、2023年8月28日~9月6日の8日続伸以来の1年8カ月振りとなったようです。
前日のNY市場が3指数共に上昇していることや、為替相場が円安に振れたこと、米中の関税交渉が良い方向に進むとみられたことから日本市場にも安心感が広がったようです。