アメリカ経済3年振りのマイナスに|日銀成長見通し下方修正へ
アメリカのGDPが3年振りのマイナスに
米商務省が1~3月期の国内総生産(GDP)の速報値を発表。
前期比年率で0.3%のマイナスとなり、3年振りのマイナスとなりました。
トランプ政権となり100日の公演も行われましたが、この要因はバイデン政権の影響と説明もしていたようですが、トランプ関税の影響が大きいのではないかと感じます。
これまで独裁政策が採られてきましたが、少しずつ態度を軟化しているトランプ大統領ですが、今後の言動にも注意が必要なのでしょうか。
日銀が成長見通しを下方修正
今日、5月1日に日銀が金融政策決定会合を開きますが、政策金利を0.5%に据え置く方針のようです。
アメリカのGDPがマイナスに転じたことなどもあり、日本でもトランプ関税の影響で、下方修正をすると考えられているようです。
物価高やトランプ関税による景気減速など、再び金融引き締めが難しい状況となっていくのでしょうか。
NY株式市場、ダウとS&P500は続伸
今朝終わったNY株式市場は、ナスダックは反落で終わっていますが、ダウ平均株価とS&P500は上昇。
ダウ平均株価は、141.74ドル高の40,669.36ドルと7営業日続伸で終わっています。
1~3月期のGDP速報値が発表され、3年振りのマイナスとなったことで、売り先行で始まりましたが、FRBの利下げが決まるという期待が高まり、買いが優勢となったようです。
ただ早期の利下げがあると、再び、インフレの再熱も考えられるのでしょうか。
日経平均株価、36,000円台を回復で5日続伸
昨日の日経平均株価は、205.39円高の36,045.38円と5日続伸で終わっています。
前日のNY市場で、ダウが6日続伸していることなど、トランプ政権の態度の軟化で期待が戻ってきていたことで、日本市場にも買いが広がったようで、1カ月振りの36,000円台を回復しています。
国内では、日銀金融政策決定会合が開かれ、政策金利の据え置きの見通しとなっていることで、日本市場にも安心感が広がるのでしょうか。
それとも、トランプ関税による景気鈍化への不安が高まるのでしょうか。