3月の街角景気が3カ月連続で低下|2月の経常収支、過去最高の黒字に
3月の街角景気が3カ月連続でマイナスに
内閣府が発表した3月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で、現状判断指数(DI)が前月から0.5ポイント低下し、45.1と3カ月連続で低下しました。
物価高騰により家計や企業の指数が下がったようです。
基調判断は、「緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる」と据え置かれました。
現状を見ると、次回の判断は下方修正されるのでしょうか。
2月の経常収支が過去最高の黒字
財務省が2月の国際収支統計の速報を発表。
海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支が4兆607億円の黒字となったようで、前年同月比で48.4%と大幅に拡大しました。
単月としては、過去最高となり、輸出額が大きく増えたようです。
NY株式市場、トランプに振り回される相場に
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。
ダウ平均株価は、320.01ドル安の37,645.59ドルと4日続落で終わっています。
取引開始からは買いが先行し、一時は1,400ドル以上の上昇の場面もありましたが、買い一巡後は売りが優勢となり、続落で終わっています。
トランプ関税に対して、中国が報復関税を課すことを示したことで、再び中国に追加関税を課すことを発表したことで、貿易戦争の不安が高まり売りが広がったようです。
S&P500は、1年振りに5,000を割り込んむ下落となりました。
日経平均株価、歴代4位の上昇幅で反発
昨日の日経平均株価は、1876.00円高の33,012.58円と大幅に反発して終わっています。
上昇幅は歴代4位の大きさとなりました。
前日までに大きく下げていたこともあり、買いが多くなったようです。
ただ、今朝のNY市場が大幅に下落していることを受けて、今日は利益確定売りとトランプ関税による紡績戦争への不安の高まりで売りが多くなるのでしょうか。