消費者物価指数が4カ月振りに伸び縮小|正社員の転職が過去最多に
消費者物価指数が4カ月振りに伸び縮小
総務省が2月の消費者物価指数を発表。
2020年を100とした変動の大きい生鮮食品を除く総合指数は、109.7と前年同月比で3.0%の上昇となりました。
電気やガスの補助が再開されたことで、4カ月振りに伸び率は縮小しましたが、42カ月連続で上昇しています。
正社員の転職が過去最高に
総務省が発表した「労働力調査」によると、2024年の正社員の転職が99万人と前年から5%増えたようです。
比較できる2012年以降で、最多となり、特に20代後半から40代前半の転職が多くなっているようです。
賃金上昇や人手不足で、転職に意欲がある正社員が多くなったのでしょうか。
NY株式市場、「相互関税」受けて反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発して終わっています。
ダウ平均株価は、32.03ドル高の41,985.35ドルで終わりました。
トランプ関税に関して、トランプ大統領が「相互関税」を導入する意向を示したことで、安心感が広がったようです。
「相互関税」は、貿易相手国に同水準の関税を課すもので、これまで主張していた追加関税の回避となるのでしょうか。
一旦は、市場は落ち着きましたが、今後のトランプ大統領の言動に振り回されるのでしょうか。
日経平均株価、上げて始まっても利確で続落
昨日の日経平均株価は、74.82円安の37,677.06円と続落して終わりました。
前日のNY市場が反発して終わっていることで、買い先行で始まりましたが、温かくなってきている週末とあって、利益確定の売りが優勢となったのか、終了にかけてマイナスに転じて終わっています。
アメリカの貿易戦争への不安が和らぎましたが、今後は落ち着いてくるのでしょうか。