トランプ大統領が利下げ要請|NY株式市場、トランプ政権不信で反落
トランプ大統領がSNSで利下げ要請
前回の大統領の時以上に世間を騒がせるトランプ大統領。
今後は、自分で経済の減速を招いているように感じますが、自身のSNSで「米国の関税が経済の中に移行(緩和)し始めるなか、FRBは金利引き下げを行う方がはるかに良いだろう」と投稿したようです。
今回は、就任早々にトランプ関税で世界を賑わせて混乱させて、老害のようにも感じてしまいます。
パウエルFRB議長「経済動向見極める」
パウエルFRB議長は、記者会見で、「現時点では政策の方向性は適切であり、経済の動向がより明確になるまで待つのが適切である」と述べたようです。
トランプ大統領より、冷静に判断していますが、今後は、経済の減速となるのか、トランプ関税により、再びインフレとなってしまうのか、かじ取りも難しくなりそうです。
米失業保険申請は低水準で推移
米労働省が3月9~15日の習慣の新規失業保険申請件数を発表。
前週の改定値から2000件増え、223,000件と市場予想の225,000件を下回り、低水準で推移しているようです。
トランプ政権の貿易戦争で、輸入が減少し国内需要が高まっていくのでしょうか。
NY市場、トランプ政権不信で反落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落。
ダウ平均株価は、11.31ドル安の41,953.32ドルで終わっています。
注目されていたFOMCは利下げを見送ったこともあり、株価には好材料となりましたが、トランプ政権の相変わらずの不透明感が不安を高めているようで、売りが広がったようです。