ロシア・ウクライナ終戦交渉|米消費者物価が4カ月連続加速
アメリカ・トランプ大統領がロシアとウクライナの両首脳に対して、戦争終結を目指して交渉を始めると表明。
アメリカの消費者支出は市場予想を上回り加速となりました。
トランプ、ロシアとウクライナに終戦交渉
米トランプ大統領が、ロシアのプーチン大統領と電話会議を行ったようです。
現在のロシア・ウクライナ戦争に対して「大勢の死を防ぎたいとの考えで一致した」とSNSに投稿。
とともにウクライナのゼレンスキー大統領とも電話会談を行い、プーチン大統領との対話内容を伝えたようです。
長引く、ロシア・ウクライナ戦争はいつ終息するのでしょうか。
米CPIが4連続で加速
今後のアメリカ経済への影響があり、注目されている米消費者物価指数の1月の結果が発表されました。
市場予想は2.9%でしたが、前年同月比3.0%の上昇となり、4カ月連続で加速しました。
これで米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めの利下げが3月には見送られるという見方が広がっています。
NY株式市場、利下げ観測後退で軟調に推移
今朝終わったNY株式市場は、前日と反対の結果となりました。
ハイテク株の割合の多いナスダックは、前日の下落から僅かながら反発。ダウ平均株価とS&P500は反落で終わっています。
ダウ平均株価は、225.09ドル安の44,368.56ドルと反落で終わりました。
1月の米消費者物価指数が前年同月比3.0%増と4カ月連続で加速したことで、利下げ見送り観測が広がり、一時は480ドル強の下げもあったようです。
日経平均株価、前日のNY市場の結果で買いでも上値重い
昨日の日経平均株価は、前日のNY市場で企業決算の結果が良かった銘柄に買いが入り上昇したことを受けて、162.53円高の38,963.70円と続伸となりました。
前日のダウ平均などの上昇を受けて、値嵩株に買いが入ったようですが、トランプ関税への警戒感は依然とあり、上値を抑えた相場となったようです。
トランプ政権の動向が注目され、今後の相場が振り回されるように感じますが、アメリカは利下げの見送りがあると考えられ、再び円安に進んでいることもどう相場に影響するでしょうか。