1月街角景気が3カ月振りに低下|国の借金が過去最大まで膨らむ
1月の街角景気が3カ月振りの低下になったようです。国の借金が過去最大まで膨らむでいます。
株式市場は、企業決算などで買いも入りますが、トランプ大統領の行動で警戒が続いているようです。
1月の街角景気が3カ月振りの低下に
内閣府が発表した1月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で、現状判断指数(DI)が前月比で0.4ポイント減少し48.6と3カ月振りの低下となったようです。
物価上昇が進んでいることで、消費を抑えているようです。
基調判断は、前回から「緩やかな回復基調が続いている」と据え置かれましたが、このまま物価高が続くことで、さらに消費が抑えられてくることも考えられます。
国の借金が過去最大まで膨らむ
財務省が発表した、国債と借入金、政府短期証券を合計した負債にあたる「国の借金」が2024年12月末で、1317兆6365億円と過去最大となったようです。
これから日本では利上げが行われるとみられていることで、今後もさらに「国の借金」が膨らんでいくのでしょうか。
NY株式市場、企業決算で買いがあるが警戒続く
今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株には売りが入ったようですが、ダウ平均株価は、123.24ドル高の44,593.65ドルと続伸して終わっています。
2024年10~12月期の決算発表で好決算を発表した企業に買いが入ったようです。しかしトランプ大統領の関税政策などへの不安も依然としてあり、上値は重いようです。
利下げが見送られるという見方や、オープンAIの買収提案を行っている企業の経営の混乱への不安が入りハイテク株は売られたようです。
日経平均株価、祝日開けは続伸できるか
祝日前の日経平均株価は、14.15円高の38,801.17円と反発して終わっています。
前週末にNY市場が下落していたことやトランプ関税への不安が高まっていますが、半導体関連株への買戻しが入り、反発となったようです。
今朝のNY市場がマチマチだったこともありますが、再び円安に進んでいることで、期待できる相場になるのでしょうか。