2024年の消費支出2年連続マイナス|高所得者の厚生年金保険料27年9月から引上げ
12月の景気動向指数は2カ月振りの上昇だったようですが、2024年の消費支出が2年連続でマイナスとなったようです。
エンゲル係数が1981年以来43年振りの高水準となる28.3%になったようです。
株式市場は、トランプ大統領に振り回される日々が続きます。
2024年の消費支出が2年連続でマイナスに
総務省が発表した2024年の家計調査で、2人以上世帯の消費支出が月平均で300,243円と物価変動の影響を除いた実質では前年比1.1%の減少となったようです。
減少は2年連続で、食費の割合の「エンゲル係数」が28.3%と1981年以来43年振りの高水準となったようで。物価高により、消費は抑えたいけど、食費が増えていることが見えてきています。
高所得者の厚生年金保険料の引き上げ27年9月から
厚生労働省が、高所得者の厚生年金保険料の引き上げを行う時期を2027年9月から段階的に実施する方針を与党に示したようです。
従来は2027年9月に引き上げる方針でしたが、現役世代の負担を抑えるために、段階的に引き上げることとしたようです。
賞与を除く年収798万円以上の会社員などが対象となり、家族環境などにより、月1~3万円の保険料増になるようです。
NY市場、利下げ先送りとトランプ関税で下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に大幅に下落して終わっています。
ダウ平均株価は、444.23ドル安の44,301.25ドルと続落となりました。
発表された雇用統計が強弱入り交じる内容だったことで、追加利下げは先送りされるとの見方が広がり、株の売りを誘ったようです。
また現在、メキシコ、カナダ、中国などへの追加関税が注目されていますが、新たな関税を打ち出すとの見方も相場を押し下げたようです。
先日も書きましたが、トランプ大統領には毎日、振り回される相場が続きます。
日経平均、円高進行で4営業日振りの反落に
昨日の日経平均株価は、279.51円安の38,783.02円と4営業日振りの反落となっています。
為替相場が2カ月振りに1ドル=150円台後半まで進行したことで、輸出関連株の売りが広がったようです。
また決算発表で、業績が悪かった企業が大幅安になったことも相場を押し下げたようです。