2024年12月の税収が4.3%増に|1月の消費は外食やアパレル好調で4.4%増

時事

2025.02.04

seaport during golden hour



2024年12月の税収が4.3%増えているようです。民間調査の1月の消費でも4.4%増。

株式市場はトランプ大統領の関税引き上げで不安が高まっているようです。

2024年12月の税収が4.3%増

財務省が2024年12月の一般会計税収を発表。

前年同月比で4.3%増の4兆2204億円になったようです。

消費税が19.1%増え、国内消費が増加していることが影響しているようです。

相続税は、21.4%減となったようで、大口の相続案件が2023年12月にあった反動で減少しています。


民間調査の1月の消費が4.4%増

民間の調査によると、クレジットカードの決済額に基づく1月前半の消費データが、前年同月比で4.4%増となったようです。

外食が6.1%増となり、電子商取引(EC)でアパレルが2.0%増えたようです。

物価が高くなり、高級品は控える傾向にあるのか百貨店は減少していますが、消費は堅調なのでしょうか。


NY株式市場、トランプ関税砲で3指数続落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落で終わっています。

週末にカナダ・メキシコ・中国に追加関税を課すことを発表したことで、朝方は売り先行で始まったようですが、メキシコに対する関税発動が1か月遅れることが市場に伝わると、上昇に転じる場面もあったようですが、引けにかけて再び売りが優勢となり、ダウ平均株価は、122.75ドル安の44,421.91ドルで終わっています。

アメリカが追加関税を課すことで、報復関税が課せられることになり、アメリカは輸入を規制できるかもしれませんが、輸出が縮小することになり、経済への影響がどうなっていくのでしょうか。


日経平均もトランプ関税砲で大幅反落

昨日の日経平均株価は、トランプ大統領が4日からメキシコやカナダに25%、中国に10%の追加関税を課すことを示したことで、警戒感が高まり、1052.40円安の38520.09円と4桁の大幅反落で終わっています。

まだ2月になったばかりですが、下げ幅は今年最大となり、一時は1,100円を超えて下げる場面もあったようです。

今朝のNY市場も下げていますが、今後のアメリカの姿勢が気になります。


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