2月の住宅ローン固定金利引き上げ|民間予測2023年実質GDP0.2%減

時事

2025.02.01

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政策金利が引き上げられている中で、住宅ローンの固定金利も引き上げられるようです。

2024年の実質国内総生産(GDP)の民間予測では0.2%の減少。

株式市場は、トランプ大統領のアメリカファースト政策で振り回されるのでしょうか。

大手5行が住宅ローン固定金利を引き上げ

大手銀行5行が2月の住宅ローンの10年固定金利を引き上げると発表されました。

指標となる長期金利の上昇を受けて、引き上げとなるようです。

変動金利は今回は据え置かれたようですが、今後の日銀の利上げが考えられ、今後の引き上げの可能性は高いとみられているようです。

現在、変動金利を利用している人では、金利が上がったら固定金利に替えればいいと思っていても、固定金利の方が先に引き上げられることで、手遅れとなる可能性も高いと言えます。


民間予測の2024年の実質GDPは0.2%減

先日、内閣府の国内総生産(GDP)速報値を取り上げましたが、民間予測の2024年の実質国内総生産(GDP)では0.2%減となるようです。

消費は多くなっているようですが、物価上昇の影響で消費を抑えても、支出が多くなる状態が続いているようです。

マイナス成長となるのは4年振りのようで、コロナ過以降、金融緩和が進み、消費が戻ってきたところで、物価高、政策金利の引き上げなど、金融を引き締める状態となっていることが見えます。


NY株式市場、メキシコへの関税で3指数反落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落で終わっています。

ダウ平均株価は、337.47ドル安の44,544.66ドルで終わっています。

トランプ大統領が、メキシコに25%、中国に10%の関税をかけると示唆したことを受けて、国内のインフレなどへの警戒感が高まったようです。

これまでFRBがインフレ抑制を利上げをしてきましたが、ここにきて再びインフレが起こってくるのでしょうか。


日経平均株価、前日のNY市場受けて3日続伸

昨日の日経平均株価は、58.52円高の39,572.49円と3日続伸で終わっています。

前日のNY市場でハイテク株を中心に買いが広がったことを受けて、日本市場でも半導体関連株に買いが広がったようです。

トランプ大統領が関税を引き上げることが伝わると、警戒感から上値が抑えられました。

今朝のNY市場でも警戒感が高まった売りが広がったことで、週明けは売り先行で始まるのでしょうか。


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