1月の消費者心理が2カ月連続で低下|ガソリン価格、上昇一服で横ばいに
昨日のニュースで気になったものは、消費者心理と基調判断が下方修正されたこと。
ガソリン価格は、補助額縮小の影響が一服したこと、株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げへの対応になります。
是非、参考にしてみてください。
1月の消費者心理と判断が2カ月連続で低下
内閣府が発表した、2025年1月の消費動向調査では、消費者態度指数が前月から1.0ポイント低下し35.2となり、2カ月連続で低下。
基調判断も「足踏みがみられる」と前月から下方修正されました。
物価上昇の影響がさらに消費を引き締めているのでしょうか。
ガソリン価格、補助額縮小の影響一服
資源エネルギー庁が毎週発表している、全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が、1ℓ=185.1円と前週から横ばいとなったようです。
2週連続で上昇が続き、ガソリン補助金の縮小が影響していましたが、ここにきて一服したようです。
ただ為替相場も原油価格も大きく変わっていない中で、ガソリン価格が高い傾向はいつまで続くのでしょうか。
NY市場、利下げ慎重で反落
今朝終わったNY株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を終え、声明文が発表されれるまでは、一進一退の動きでしたが、米連邦準備理事会(FRB)のハウエルFRB議長が記者会見で、今後のトランプ政権の動向などを見据えて、利下げを急がない姿勢を見せたこともあり、売りが広がったようです。
ダウ平均株価は、136.83ドル安の44,713.52ドルと反落して終わっています。
今後は、トランプ政権による経済支援やインフレの動向に注目されますが、低インフレで経済の成長を続けられるでしょうか。
日経平均株価は、前日のNY市場受けて4日振りの反発
昨日の日経平均株価は、397.91円高の39,414.78円と4営業日振りの反発で終わっています。
前日のNY市場が、3指数共に上昇したことを受けて、日本市場にも安心感が広がったようです。
ただ日本でも注目されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、様子見ムードが強まり、上値を抑えたようです。