11月の景気動向指数3カ月振りの低下|11月の実質消費支出4カ月連続でマイナス

時事

2025.01.11

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11月の景気動向指数が3カ月振りに低下

内閣府が11月の景気動向指数を発表し、足元の経済状況を示す一致指数が115.3と前月から1.5ポイント低下し、3カ月振りの低下となりました。

基調判断は「下げ止まりを示している」と据え置かれましたが、自動車の生産などがマイナスとなっているようです。


11月の実質消費支出4カ月連続でマイナス

総務省が2024年11月の家計調査を発表。

2人以上世帯の消費支出が295,518円となり、物価変動の影響を除く実質では前年同月比で0.4%の減少となったようです。

減少幅が縮小しましたが、マイナスは4カ月連続となりました。


NY株式市場、3指数共に大幅下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落で終わりました。

前日は休場でしたが、雇用統計が発表され、市場予想の155,000人を上回る256,000人増となったことや、失業率が4.2%から4.1%に低下したことで、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを先送りすることが意識されて、売りが広がったようです。

ダウ平均株価は、696.75ドル安の41,938.76ドルと反落。

ナスダックとS&P500は続落で終わりました。


日経平均株価、材料薄でも3日続落

昨日の日経平均株価は、414.69円安の39,190.40円と3日続落で終わっています。

NY市場が休場だったことで材料薄でしたが、国内企業の中国事業が不振だったことが伝わると急落し、相場を押し下げたようです。

今朝のNY市場が今後のFRBの動向への警戒から下げていいますが、週明けはNY市場が先に取引があるので、どう動くでしょうか。



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