債券利回り13年9カ月振りの高水準に|経常収支が前年同月比で約55%拡大
10年物国債利回りが13年9カ月振りの高水準に
海外の金利は高いですが、日本も徐々に利回りが上昇しています。
国内債券市場で、新発10年物国債の利回りが前週末から0.05%上昇し1.25%となり、2011年4月以来の13年9カ月振りの高水準となったようです。
日銀の追加利上げの見方が広がったことやトランプ次期政権でアメリカの利下げペースも鈍化するという見方から、債券価格が下落し、利回りが上昇したようです。
経常収支が前年同月比で約55%拡大
財務省が2024年11月の国際収支統計の速報値を発表。
海外とモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支が3兆3525億円と、前年同月比で54.5%の拡大となり、11月単月としては、比較ができる1985年以降で最大の黒字幅となったようです。
NY株式市場、卸売物価指数の結果で警戒和らぐ
今朝終わったNY株式市場は、まちまちな結果で終わっています。
卸売物価指数が発表され、市場予想を下回ったことで過度な警戒感は和らいだようですが、今後の利下げペースの鈍化が意識されることや、消費者物価指数(CPI)の発表前で、売買交錯の相場となったようです。
ダウ平均株価は、221.16ドル高の42,517.73ドルと続伸で終わっています。
S&P500は反落、利下げペースの先行きが懸念される中でナスダックは5日続落で終わっています。
日経平均株価、アメリカのAI規制で1カ月振りの安値に
昨日の日経平均株価は、連休前から716.10円安の38,474.30円と39,000円を割り込んで、4日続落で終わっています。
アメリカのバイデン政権が人工知能(AI)向け先端半導体の輸出規制の見直し案が出されたことで、日本で警戒感が高まったようです。
また日米の長期金利の上昇を受けて、株式い相場を押し下げたようです。