2025年から103万円→178万円を目指す|遺族厚生年金、子あり18歳以上5年に

時事

2024.12.12



年収の壁を178万円を目指す方向で調整

現在、自公と国民民主党で話し合われている「103万円の年収の壁」を2025年から引き上げることが合意されたようです。

金額については、現在も調整中ですが、国民民主党の掲げている178万円を目指すと明記することが確認できたようです。

またガソリン税のトリガー条項についても、上乗せしている旧暫定税率の廃止で一致したようです。


遺族厚生年金の要件を見直し

厚生労働省が現在の遺族厚生年金について、見直しを検討しているようです。

現在、女性は30歳以上であれば、子どもがいなくても終身で遺族厚生年金を受給することができますが、現在の働き方を勘案して、子どもが18歳に達した後は、5年間の有期支給とする案が出ているようです。

また男性の場合は、配偶者の妻が亡くなった時点で55歳以上であれば、遺族厚生年金が受給できますが、現在の見直しでは年齢の撤廃をするようです。


NY株式市場、ハイテク株は買戻し

今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の買戻しが入り、ナスダックとS&P500は反発。

ダウ平均株価は、99.27ドル安の44,148.56ドルと続落して終わっています。

注目されていた11月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想と一致したことで、利下げへの期待が高まったようです。

金利に左右されるハイテク株は買われ、景気の変動に左右されにくいディフェンシンブ株は売られたようです。



日経平均株価、企業物価指数上昇で3日続伸

昨日の日経平均株価は、4.65円高の39,372.23円と3日続伸で終わっています。

前日のNY市場がハイテク株を中心に売りが広がり、続落となったことで、日本市場でも売りが先行して始まりましたが、日銀が発表した11月の企業物価指数が前年同月比で3.7%の上昇となったことで、金融株を中心に買いが入ったようです。


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