DC併用上限62,000円に|「106万円の壁」撤廃決まる

ライフプラン

2024.12.11

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確定拠出年金併用上限62,000円に

現在、企業型DCと個人型DCの併用をした場合の上限が55,000円となっているところを、上限の引き上げの調整しています。

政府与党は、この上限引き上げを7,000円の引き上げとして、62,000円を上限として、次年度の税制改正大綱に盛り込む予定となったようです。


「106万円の壁」2026年に撤廃

現在、「103万円の壁」として、所得税の非課税枠について議論されていますが、「103万円の壁」が引き上げられただけでは、問題解決とならず、「106万円の壁」についても議論が進んでいます。

「106万円の壁」は、2024年10月から従業員51人以上の企業に勤める人が加入しないといけない収入要件となっていますが、2026年10月に賃金要件を撤廃することが決まったようです。

これで収入に関係なく、週20時間以上働く場合は、厚生年金に加入するようになります。

ただ、社会保険に加入することで、手取りが減少することから、月13万円未満(年収156万円未満)の場合は、企業側の負担を多くする仕組みを導入する方向で調整されるようです。


NY市場、手控えムード続き続落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落。

ダウ平均株価は、154.10ドル安の44,247.83ドルで終わっています。

11月の消費者物価指数の発表を前に、手控えムードが広がっているようです。

今回のCPIの発表で、インフレが確認できると米連邦公開市場委員会(FRB)の利下げ先送りとなる可能性もあり、注目となっています。


日経平均、円安・ドル高受け続伸

昨日の日経平均株価は、207.08円高の39,367.58円と続伸して終わっています。

中国景気の先行き不透明感が和らいだことや為替相場が円安・ドル高に進んだことで、輸出関連株の買いが広がったようです。

39,500円目前となりましたが、今朝のNY市場が続落していることで、今日は利益確定売りも広がるのでしょうか。


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