GDP1.2%増に上方修正|街角景気が3カ月振りに改善

時事

2024.12.10

photo of people doing handshakes



7~9月期のGDP1.2%増に上方修正

内閣府が7~9月期の国内総生産(GDP)の改定値を発表。

11月発表の速報値の前期比0.2%増、年率0.9%増から、前期比0.3%増、年率1.2%増と上方修正をしました。

民間在庫がプラスとなり、上方修正に寄与したようですが、GDPの半分以上を占める個人消費は速報値の0.9%増から0.7%増に下方修正されたようです。


11月の街角景気が3カ月振りに改善

内閣府が発表した、11月の景気ウォッチャー調査(街角景気)では、現所判断指数(DI)が前月比で1.9ポイントの上昇で49.4となり、3カ月振りの上昇となったようです。

11月から気温が急に下がったことで、冬物衣類の売れが伸びたようです。

ただ好不況の節目の50はまだ下回っています。

基調判断は、「緩やかな回復基調が続いている」と前月から据え置いています。


NY株式市場、経済指標発表前に手控えムード

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落して終わっています。

今週控えている消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)の発表前に手控えムードが広がったようです。

現状は米連邦公開市場委員会(FRB)の利上げが行われるという見方が優勢ですが、この物価指数の結果によっては利下げが先送りされると注目となっています。

ダウ平均株価は、240.59ドル安の44,401.93ドルと続落して終わっています。


日経平均株価、先週末のNY市場ハイテク株高受け反発

昨日の日経平均株価は、69.33円高の39,160.50円と反発して終わっています。

先週末のNY市場で、ハイテク株が買われたことを受けて、日本市場でも買いが広がったようです。

買いが一巡した後では利益確定売りが広がり上値を抑えたようです。

今朝のNY市場が手控えムードで下落していることを受けて、日本市場も利益確定売りなどで安くなるのでしょうか。


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