GPIFの7~9月期マイナスに|10月前半の消費堅調に推移

時事

2024.11.02



GPIFの7~9月期マイナス運用

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2024年度7~9月期(第2四半期)の運用収益を発表。
3.57%のマイナスと2020年1~3月期のマイナス以来の大きさとなったようです。
要因は外国株式や債券が円高により相殺されたことや国内株の下落が影響したようです。
ただ2001年度からの収益率は4.26%と順調に推移していて、今回の下落により買い付けたものが今後の上昇要因ともなりえるのでしょうか。


10月前半の消費が堅調

民間調査による、クレジットカードの決済額に基づく10月前半の消費が、名目で前年同期比で2.8%増と、9月後半から0.1ポイント増え、消費が堅調だったようです。
特に外食は9月後半から2.5ポイント高まり、飲みに出る頻度が増えていることが見えてきています。


NY株式市場はハイテク株の買戻しで3指数反発

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発で終わっています。
前日までにハイテク株の売りが続いていたこともあり、ハイテク株の買戻しが相場全体に広がったようです。

ダウ平均株価は、288.73ドル高の42,052.19ドルと4営業日振りの反発で終わっています。

雇用統計が市場予想を大きく下回ったことや、長期金利が上昇したことで、相場の上値を押さえましたが、買戻しの勢いが優勢となったようです。


日経平均株価は追加利上げ意識され4桁の下落

昨日の日経平均株価は、前日のNY市場の下落を受けたことや、日銀が追加利上げを行うという見方が広がったことで、1,027.58円安の38,053.67円と4桁を超える大幅続落となりました。

日本では3連休があったり、アメリカの重要イベントを控えていることで、手控えムードも広がったことで、一段安となったようです。

今朝のNY市場が3指数共に反発していることで、連休明けは期待できるのでしょうか、まずが月曜日のNY市場の結果に注目です。


この記事をシェアする