ECB,2会合連続で利下げ|ガソリン価格、6週間振りの値下げ

時事

2024.10.18

woman in yellow shirt while filling up her car with gasoline

目次

ECBが2会合連続で0.25%の利下げ

世界的には、コロナ後のインフレが進んだことで、金融引き締めを行いましたが、少しずつ正常に戻す動きが広がっています。

欧州中央銀行(ECB)は、理事会で2会合連続で0.25%の利下げを決定しました。

現在の政策金利の3.5%では、今後のインフレ鈍化が想定より強まるという見方が多く、利下げが決まったようです。

ガソリン価格が、補助額増で6週間振りに下落

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週から0.1円安くなり、1ℓ=174.9円と6週間振りの値下がりとなりました。

背景には、補助額が14.3円と前週から増額となったこともあるようです。

足元で再び円安となっていることもありますが、原油価格の下落もあったことで、次週はどちらになるのでしょうか。

NY株式市場、S&P500は高値警戒で反落

今朝終わったNY株式市場は、ダウ平均株価とナスダックは続伸。S&P500は連日の高値圏で推移していることで、高値警戒感からの売りが優勢となり反落となっています。

ダウ平均株価は、161.35ドル高の43,239.05ドルで終わっています。

9月の小売売上高が市場予想を超えたことで、景気への期待がさらに高まったことで、買いが広がったようです。

ただ景気が上向くことでインフレが再び加速すると、金融引き締めに戻ってしまう可能性もあり、今後の経済指標と米連邦公開市場委員会(FRB)の動向が注目です。

日経平均株価、半導体株売り継続

昨日の日経平均株価は、前日のNY市場が半導体関連株の買戻しで反発した後でしたが、日本市場ではオランダの半導体製造装置メーカーがNY市場で大幅に続落したことを受けて、半導体関連株の売りが継続したようで、269.11円安の38,911.19円と続落となりました。

今日は、NY市場がまちまちでしたが、ダウやナスダックが続伸していることや為替相場が1ドル=150円台へ進んでいることで、買戻しを含んだ買いに期待できるのでしょうか。

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