4月の消費者心理が7か月振りに悪化
内閣府が4月の消費動向調査を発表。
この先半年間の消費者心理を示す消費者態度指数が、前月から1.2ポイント低下し、38.3と7か月振りに悪化したようです。
ただ基調判断は「改善している」と4か月連続で判断を維持しました。
今回の判断は、維持されましたが、今後の物価高によって消費が落ち込んでいくと、更に悪化となるのでしょうか。
ガソリン価格が2週振りに下落
資源エネルギー庁が毎週発表している、全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=174.7円と2週振りに下落となりました。
補助金の額が増えたことで、卸値を抑えたことが店頭価格に反映されたようです。
2024年の世界の成長率を3.1%に上方修正
経済協力開発機構(OECD)が発表した、2024年の世界の成長率見通しを3.1%、2025年を3.2%と引き上げたようです。
各国でインフレが落ち着いて経済が底堅く推移するとみているようです。
特に注目は、依然としてインフレ鈍化が見えないアメリカの利下げもあるのかでしょうか。
日本は前回から0.5ポイント引き下げられて、今後の景気拡大は続くとみられていますが、伸び率が低くなっています。
NY市場、再利上げ否定で安心感
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。
ダウ平均株価は、322.57ドル高の38,225.86ドルと続伸で終わっています。
インフレが続き、やはりFRBの利上げが意識されている中で、パウエルFRB議長が利上げには否定的な意見を発言したことで、安心感が広がり、長期金利が低下、企業の決算発表で好決算を発表した企業にも買いが入ったようで、続伸となったようです。
日経平均、続落
昨日の日経平均株価は、37.98円安の38,236.07円と小幅続落しました。
前日のNY市場のハイテク株の売りが日本市場にも影響したようですが、日本株の先高観が入り、買いも入ったようで、下値が限定的となったようです。
国内はG.W.中ということもあり、薄商いの中での相場となり、連休明けまでに海外の市場がどう動くかも注目です。
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