6月の消費支出増加、実質賃金3ヶ月マイナス、景気動向最大の伸び率
総務省が6月の家計調査を発表し、2人以上世帯の消費支出が276,885円と、物価変動の影響を除いた実質が前年同月比3.5%と、2月以来の4ヶ月振りの増加となったようです。GoToイートの再開など外出が増えてきているのが分かります。
また厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査の物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%の減少し、3ヶ月連続でマイナスとなったようです。
名目賃金で見ると452,695円と前年同月比で2.2%増となって、6カ月連続で増加はしていますが、手取り賃金の上昇以上に物価が上昇していることで実質の収入が減少となっています。
内閣府の発表している景気動向指数の6月の速報値では、一致指数が前月比4.1ポイント高く、2015年を100として99.0と3ヶ月振りの上昇となったようです。
伸び率は1985年1月以降で最高と比較できる期間で過去最高となったようです。
アメリカで1ドルショップに人気が
日本でも百円ショップが多くありますが、アメリカでも1ドルショップが浸透し、現在のインフレで1ドルショップに人気が高まっているようです。
中間所得層や高所得層も急激なインフレで、1ドルショップの来店が増えているようです。
NY市場、ダウ平均だけが上昇
今朝終わったNY株式市場は、ナスダックは反落、S&P500は続落となりましたが、ダウ平均株価は、76.65ドル高の32,803.47ドルと反発しました。
発表された7月の雇用統計の結果が改善の内容となっていたことで、景気後退の懸念が和らいだことで金融株など景気敏感株に買いが入ったようです。ただ、景気後退がないということは金融引締めが同じペースで行われるという見方も出るため、売りも多く出たようで、もみ合いの展開となったようです。
日経平均株価、28,000台回復
昨日の日経平均株価は、243.67円高の28,175.87円と6月9日以来の2ヶ月振りの高値を付けました。
昨日はNY市場の結果よりも国内企業の決算で好決算企業に買いが入ったようです。
ただ、アメリカの金融引締めペースが継続しそうなことや、ロシア、ウクライナの交戦や中国と台湾、アメリカを巻き込んだ地政学リスクで、今後の日本の情勢も先行き不透明感が高まっているようにも見えます。
77回目の広島の原爆の日
今日、2022年8月6日は、77回目の原爆の日です。
広島では8月6日の8時15分に、現在の原爆ドームと言われている広島県物産陳列館として建てられた開館された建物を目標とされ原爆が落とされました。
あれから77年被爆者の人もどんどんと少なくなり、悲惨な出来事を伝承する人も減少しています。
県内では登校日であったり、8時15分には1分の黙とうをしています。
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