ガソリン価格が2か月振りに175円台と3週連続で上昇
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=175円と前週から0.4円高くなり、3週連続で上昇したようです。
175円台は1月末以来の2か月振りとなり、原油高や円安の影響で卸値価格が上昇したことが要因のようです。
アメリカの3月の消費者物価指数が市場予想を上回り拡大
注目されているアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されました。
市場予想は3.4%でしたが、市場予想を上回る3.5%となり、ガソリン価格や住居費の上昇が指数を押し上げたようです。
今回の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)の6月の利下げ観測が後退は強くなりそうです。
もっとCPIが上昇することになると、利下げから金融引き締めへの転換も考えておかなくてはいけないのでしょうか。
NY株式市場、利下げ先送り観測で下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。ナスダックとS&P500は反落、ダウ平均株価は、422.16ドル安の38,461.51ドルと3日続落で終わっています。
やはり3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る結果となり、年内の利下げ開始が先送りされることが意識され、さらには利上げ転換も意識されてきているのでしょうか。
米経済のソフトランディングが期待されていましたが、既に経済は底を打って上向いているようにも感じます。
日経平均、利益確定売りに押され反落
昨日の日経平均株価は、191.32円安の39,581.81円と3営業日振りに反落となりました。
前日までの2日で700円以上の上昇だったことで利益確定売りが多くなったようです。
植田日銀総裁が基調的物価上昇率が上がった場合「ところどころで金融緩和の度合いを縮小していくということが適切になるという風に考える」と今後の緩和縮小への意向を示しましたが、この発言には反応は限定的だったようです。
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