10月の街角景気が3ヵ月連続で悪化
内閣府が発表した10月の景気ウォッチャー調査によると、3か月前から比べた現状判断指数(DI)が前月から0.4ポイント低下し、49.5と節目の50を下回り、3か月連続で前月も下回ったようです。
2∼3か月後の先行き判断指数も1.1ポイント低下し、48.4と今後も景気が低迷していくという見方が広がっているようです。
インドのGDPが2026年に日本を抜く見通し
国際通貨基金(IMF)が予測したインドの名目国内総生産(GDP)が2026年に日本を抜いて世界3位になる見通しを示したようです。
日本は類を見ない低成長が30年も続き、世界の新興国のGDPが追い付いてきている状態が続いています。
現在は、アメリカ、中国に次いで第3位の日本ですが、今後も低成長が続けば、新興国の急成長する国にどんどんと抜かれてしまいそうです。
日経平均株価、買い戻しで3日振りの反発
昨日の日経平均株価は、479.98円高の32,646.46円と前日の下げから大きく反発して終わっています。
前日のNY市場が小幅な動きでしたがハイテク株の買いがあったことで、日本市場でもハイテク株の買いが多くなったようです。
また為替相場が、1ドル=151円台まで進んだことが、輸出関連株の買いを誘ったようです。
今朝のNY市場が再び金利上昇により下落していることで、今日の日本市場も売り先行で始まるのでしょうか。
NY市場、金利上昇で下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。
ダウ平均株価は、220.33ドル安の33,891.94ドルと34,000ドル台を割り込んで続落しています。
前日、米長期金利が低下したことで、株式市場に資金が流入しましたが、その反動で、債券価格が下落し、長期金利が再び上昇したことで、株の売りが多くなったようです。
またパウエルFRB議長がIMFの討議に参加し、インフレ目標の2%を強く意識する発言があり、金融引き締めの長期化も意識されたようです。
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