注目に金融政策は緩和維持|2022年12月の派遣時給が過去最高を更新

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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注目に金融政策は緩和維持

17日~18日に開催された日銀の金融政策決定会合が終わり、黒田日銀総裁の記者会見が開かれました。

今後の金融政策では、現在の大規模緩和を維持することが全員一致で決まったようです。

注目された現在の長期金利の変動幅の±0.5%の引き上げも見送られました。

黒田総裁の見解は、物価上昇以上の賃金上昇が確実に起きるまでは緩和を維持する方針のようですが、4月で人気を終え、次期総裁になった時には、経済状況や日銀の判断がどう変わっていくのでしょうか。

2022年12月の派遣時給が過去最高を更新

民間企業の調査で2022年12月の派遣社員の募集時時給が三大都市で前年同月比7円高くなり、1639円と2か月連続で、過去最高を更新したようです。

軽作業の求人数が減少したことで、平均時給が押し上げられたようで、軽作業の求人数の減少が今後の経済がどうなっていくのでしょうか。

訪日客数が100万人を回復、コロナ前から54%回復

日本政府観光局が発表した2022年12月の訪日客数が137万人と100万人超えを回復し、コロナ前の2019年12月から54%の回復となったようです。

2022年10月に水際対策の緩和で、訪日客数も戻っている傾向が続いています。

私も街中を歩くと、外国人をよく見かけるようになったと感じます。

ガソリン価格は横ばい、19日からの補助金は14.8円に

足元で原油価格も落ち着いていることや以前に比べ円高になっていることもあり、ガソリン価格も少し落ち着いているようです。

資源エネルギー庁が発表した全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=168.2円と前週から横ばいとなったようです。

19日からの補助額は14.8円と縮小傾向にあります。

現在は、補助額があるので168円台に抑えられていますが、今後の補助額の縮小で、再び家計の負担は増えるのでしょうか。

NY市場は、難しい相場続く

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落、ナスダックは8営業日振りの反落となっています。

ダウ平均株価は、613.89ドル安の33,296.63ドルと大きく続落しました。

朝方は、FRBの金融引き締めの緩和への期待から買いが優勢となったようですが、米労働省が発表した2022年12月の卸売物価指数が市場予想の0.1%を上回り、0.5%の低下となったことで、景気鈍化が強く意識され、売りが広がったようです。

景気後退によってインフレ抑制となることで、FRBの金融引き締めが緩和され、市場の期待となりますが、反面、景気後退により、企業の業績悪化で市場は不安が広がるという、難しい相場になっていると感じます。

日経平均株価、大幅続伸でも、今日は期待薄化

昨日の日経平均株価は、652.44円高の26,791.12円と26,500円を回復して終わっています。

日銀の金融政策決定会合で大規模緩和の維持が発表され、安心感からの買いと、1ドル=130円台まで円安が進んだことで、買いが優勢となったようです。

ただ夜にNY市場が開いた後は、再び円が売られ円高になっています。

今日はNY市場が大きく下げていることや円安が落ち着いたことで、利益確定売りを含んだ売りも多くなるのでしょうか。

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