ガソリン価格6週間振りの値上がり｜10月からマイナ保険証で割引検討でも批判も

2022.08.11

ガソリン価格6週間振りの値上がり

資源エネルギー庁が発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週から0.2円高くなり1ℓ＝170.1円と6週振りに値上がりし、170円台になりました。

補助額は３７.3円で、補助がなければ1ℓ＝199.4円だったようです。

値下がり傾向にありましたが、足元で円安になっていることも影響しているようです。

厚生労働省がマイナンバーカードを健康保険証と連動させて運用する「マイナ保険証」の利用で、10月から窓口の追加負担を下げる案がまとまったようです。

一般的な3割負担のケースで初診時にかかる21円を6円に引き下げることになったようです。従来型の健康保険証では9円かかりますが、10月からは12円に引き上げる方針のようです。

ただ、未だにマイナ保険証が使える医療機関が7月末時点で全体の3割に達していないなど、まだ課題が多くありそうです。

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。

ダウ平均株価は、535.10ドル高の33,309.51ドルと33,000ドルを回復して終わっています。

注目された米消費者物価指数（CPI）が前年同月比で8.5%の上昇と、市場予想を下回りました。市場予想を下回ったことで、今後のFRBの金融引締めのペースが緩やかになるという思惑から買戻しが入ったようです。

このまま、来月の消費者物価指数も鈍化すれば、景気回復への期待もさらに高まるでしょうか。ただ、株価に人気が高まれば再び利回りが上昇していくことが予想され、難しい相場は続きそうです。

昨日の日経平均株価は、180.63円安の27,819.33円と続落となりました。

前日のNY市場が続落したことや、盆休み前や祝日前ということもあり、利益確定売りも出やすい状況もあったようです。

今日は休場で明日の市場に期待したいところですが、今晩からのNY市場が今日の流れをそのまま継いでいかれるか注目です。