8月の景気動向指数が2カ月連続で低下|8月の実質消費支出が4カ月連続でプラスに

時事

2025.10.08

Living expenses



8月の景気動向指数が2カ月連続で低下

内閣府が発表した8月の景気動向指数で、足元の経済状況を示す一致指数で2020年を100として113.4と前月から0.7ポイント低下。

低下は2カ月連続で、機械的に決める基調判断が「下げ止まり」と据え置かれました。基調判断の据え置きは16カ月連続で、浮上できない状況が続いています。

特に輸出数量指数の落ち込みが大きかったようです。



8月の実質消費支出が4カ月連続でプラスに

総務省が発表した家計調査で、物価変動の影響を除いた8月の実質消費支出が前月から2.3%の増加となり、4カ月連続でプラスとなっています。

名目となる2人以上世帯の消費支出は313,977円と名目では5.5%の増加となっています。

値上げラッシュで、消費額も増えていますが、物価上昇の影響を除いても支出が伸びているようです。

収入面では、勤労者世帯の2人以上世帯で1世帯当たり608,579円と名目で6.0%の増加。実質でも総合で3.2%の増加となっています。



NY株式市場が、高値続き3指数下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。

ダウ平均株価は、91.99ドル安の46,602.98ドルと続落で終わっています。

先週末まで、高値圏で推移していたこともあり、3指数共に利益確定の売りが広がったようです。

足元で大きな材料はありませんが、一部政府機関の閉鎖の再開がいつになるか気になります。


日経平均株価、前日のNY市場の結果受けて4日続伸

昨日の日経平均株価は、6.12円高の47,950.88円と4日続伸で終わっています。

前日に2,000円以上の大幅上昇がありましたが、前日のNY市場でハイテク株が買われたことが影響したのか、買いが先行し580円程度高くなる場面もありましたが、買い一巡後は利益確定売りも広がり、一時は反落も場面もあったようです。

ただ、新総裁の政策への期待が高かったのか、続伸で終わっています。

今朝のNY市場が下落していることを受けて、今日は利益確定の売りが広がるのでしょうか。

吉野裕一

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吉野裕一 吉野裕一

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