夏のボーナスが支給額ベースで4年連続最高に|株式市場はトランプ関税に翻弄される
夏のボーナスが支給額で4年連続最高に
民間のまとめた2025年の夏のボーナス調査によると、全産業の平均支給額が986,233円円と前年から5.91%増えたようです。
支給額でみると4年連続で過去最高を更新。
製造業と非製造業ともに伸び率が前年を上回っています。
実質賃金が物価上昇により、増えてないことを考えると、実質ベースではプラスとは言えないのでしょうか。
NY株式市場は、雇用統計が市場予想以上で3指数共に上昇
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。
ダウ平均株価は、344.11ドル高の4,828.53ドルと2月上旬以来となる高値で終えています。
雇用統計が市場予想を上回り、失業率も減少したことなど、景気後退への不安が和らいだことで買いが広がったようです。
減税・歳出法案の進展も相場を支えたようです。
7月4日は独立記念日で休場となるため、週明けのNY市場は買い勢いが続くでしょうか。
日経平均株価、トランプ関税重しに小反発
昨日の日経平均株価は、23.42円高の39,785.90円と小幅に反発して終わっています。
前日のNY市場がハイテク株の買いが広がったことを受けて、日本市場でも半導体株が買われたことや、為替相場が前日まで円高・ドル安基調でしたが、動きが一服したことを受けて、買戻しが入ったようです。
しかしトランプ関税への不透明感は払しょくできず、上値が重い相場が続いたようです。
今朝のNY市場が3指数共に上昇していることで、40,000円の壁を超えることができるのでしょうか。