路線価が4年連続で上昇|6月の消費者心理が2カ月連続で改善
路線価が4年連続で上昇
国税庁が2025年分の路線価を発表。
相続税や贈与税の算定基準となる路線価の全国32万地点の標準宅地の平均が前年から2.7%プラスとなりました。
上昇は4年連続で、2010年からの算出方法で最大の伸び率で、2年連続で過去最大を更新しています。
6月の消費者心理が2カ月連続で改善
内閣府が発表した6月の消費動向調査の消費者態度指数が前月から1.7ポイント高い34.5と、2カ月連続で改善しています。
基調判断は前月から上方修正され「持ち直しの動きがみられる」とされました。
1年後の物価が「上昇する」と回答した人は9割を超え、5%以上の上昇とみる人はm前月から6.7ポイントの低下の48.8%と、上昇はするが上昇幅は落ち着くとみている人が多くなっているようです。
NY株式市場、ハイテク株売りでもダウ平均は続伸
今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の割合の高いナスダックとS&P500は7営業日振りの反落、ダウ平均株価は、400.17ドル高の44,494.94ドルと4日続伸で終わっています。
これまでハイテク株買いが続いていたことで、反動の売りが広がったようです。
ダウ平均では、トランプ減税など歳出法案が可決したことが好感されて、ハイテク株の売りを買いが上回ったようです。
日経平均株価は、過熱感意識されて急落
昨日の日経平均株価は、501.06円安の39,986.33円と6営業日振りの反落で終わっています。
前日までに続伸が続き、40,000円台を回復したこともあり、過熱感が意識された売りが広がったようです。
一時は600円を超えて下げる場面もあったようですが、下げ幅は少し戻して終わっています。
今朝のNY市場がハイテク株の売りが入っていることで、日本市場も半導体株の売りが入るのか、前日の下げの後の買戻しがあるのでしょうか。