7月の住宅ローン金利を大手4行が引き下げ|7月の食品値上げが前年比5倍超え

時事

2025.07.01



7月の住宅ローン金利を大手4行が引き下げ

7月の住宅ローン金利を大手5行が発表。

5行のうち4行は、7月の10年固定型の金利を引き下げました。

国内の政策金利が上昇傾向になると思われる中で、4行が引き下げ1行が0.05ポイントの引き上げとなりました。

現在の住宅購入者の8割が選んでいる変動型金利は5行とも据え置かれたようです。

変動金利は今後の金利上昇になると、大きく影響が出てくるため、住宅ローン利用者は返済負担を考えておく必要があります。


7月の食品値上げが2105品目で昨年比5倍超

帝国データバンクが7月の食品値上げが2105品目と発表。

前年同月は418品目であったことで、昨年から5倍超と大幅に増加するようです。

原材料費の価格高騰や人件費や物流費、光熱費など、値上げ要因は多くありますが、これまでのデフレで抑えられていた価格を便乗値上げする動きも増えているのでしょうか。

昔の高度成長期に値上げが続いたこともありますが、現在のような低成長期に物価だけが上昇していくことで、経済の冷え込みが気になります。


NY株式市場、相互関税進展期待で続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。

ダウ平均株価は、275.50ドル高の44,094.77ドルと3日続伸で終わっています。

カナダとの貿易交渉に進展があるという期待が高まって、買いが広がったようです。

カナダで課せられているデジタルサービス課税が撤回されることを受けて、7月21日までに貿易交渉が再開されることになり、ハイテク株の買いも広がり3指数共に続伸となりました。


日経平均株価、NY株高受けて5日続伸

昨日の日経平均株価は、336.60円高の40,487.39円と5日続伸で終わっています。

先週末のNY市場が米連邦準備理事会(FRB)が7月に追加利下げに踏み切るという期待から上昇したことを受けて、日本市場でも期待の買いが広がったようです。

一時的には700円超の上昇もありましたが、利益確定売りや為替相場が円高・ドル安に振れたことで上値が抑えられたようです。

今朝のNY市場が続伸していることを受けて、今日も買いが広がるのでしょうか。

ただ、為替相場が1ドル=143円台まで円高進行していることが、再び上値を抑えるのでしょうか。



吉野裕一

この記事を書いた人

吉野裕一 吉野裕一

人生100年時代を安心して過ごせるようにライフプランにあったファイナンシャルプランをご提案しています。相談実績も多数あり、研修やセミナーの講師、コラムなどの執筆もしています。気軽にお問い合わせ下さい

この記事をシェアする