ガソリン価格が4週振りに下落|民間予測の実質成長率、トランプ関税で影響
ガソリン価格が4週振りに値下がり
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=185.1円と前週から1.4円安くなっています。
下落は4週振りで、トランプ大統領の発言等で為替相場が円高に振れたことが影響したようです。
ガソリン補助金が止められましたが、22日からは1ℓ=10円の補助が出ることが決まり、今後は、さらに安くなってくるでしょうか。
民間予測2024年度、実質成長率が0.6%に
政府が公表している各種経済指標の情報を織り込んだ民間予測の実質成長率予測が、2024年度で0.6%に、2025年度は0.4%になる見通しと発表されました。
トランプ政権となり、大統領の言動によって振り回され、トランプ関税の先行き不透明感も高く、輸出などに影響が出ているようです。
今後もトランプ大統領の言動により、世界経済が振り回される可能性も高く、最悪なケースでは現在停止されている追加関税の発動など不安材料が尽きません。
NY株式市場、再び発言二転で安心感広がる
今朝終わったNY株式市場は、3指数もに続伸。
ダウ平均株価は、419.59ドル高の39,606.57ドルで終わっています。
米中貿易戦争に対する緩和期待が高まったことや、先日、SNS上で投稿されたパウエルFRB議長の解任について否定したことで、安心感が広がったようです。
またこのトランプ大統領の発言を受けて、FRBが6月にも利下げを行うという期待が高まっているようで、今後も翻弄される相場が続きそうです。
日経平均株価も安心感が広がり反発
昨日の日経平均株価は、648.03円高の34,868.63円と3営業日振りの反発となりました。
NY市場同様に、米中貿易戦争に対する警戒感が後退したことやパウエルFRB議長の解任をトランプ大統領が否定したことを受けて、安心感が広がったようです。
さらに一時は1ドル=130円台まで円高が進んでいたのが、ドル買い戻しが入り、1ドル=144円近くまで円安に戻ったことを受けても、買い材料となったようです。