基礎年金の底上げ撤回に|訪日客数が最速で1,000万人超え
基礎年金の底上げ案を撤回
厚生労働省が基礎年金の底上げを年金制度改革に織り込んできましたが、厚生年金の実質の減額や追加の国庫負担が発生することなどで自民党から反発が出て、削除する調整に入ったようです。
国民年金の引き上げは、現在、採用されているマクロ経済スライドを前倒しして終えて、国民年金の底上げを狙うものでしたが、厚生年金のマクロ経済スライドを先延ばしにすることや国庫の負担が増えることで反対が多くなっていたようです。
今後の年金水準はどうなっていくのでしょうか。
訪日客数が最速で1,000万人超え
日本製観光局が3月の訪日客数を発表。
3,497,600人となり、1~3月期では10,537,300人と前年10~12月期の9,989,256人を上回り、四半期として過去最高となったようです。
ただ今後、トランプ関税によって世界経済が混乱してくると減少になる可能性もあり、今後の訪日数が気になります。
NY株式市場、利下げ慎重説で続落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落。
ダウ平均株価は、699.57ドル安の39,669.39ドルと再び40,000ドルを割り込んで終わっています。
パウエルFRB議長が「当面は政策スタンスの調整を考える前により明確になるのを待つのにいい状態にある」と早期利下げに慎重な姿勢をとったことや、先行き不透明感を懸念していることが見えてきたことで、売りが広がったようです。
日経平均株価、警戒戻り反落
昨日の日経平均株価は、347.14円安の33,920.40円と3営業日振りの反落となりました。
前日のNY市場が3指数共に下落したことや、トランプ関税の対中の貿易戦争の激化への不安が高まったようです。
態度を軟化したり硬化したりのトランプ大統領ですが、今後の動向で、市場が振り回される状況が続くのでしょうか。