日銀0.25%の利上げを決定|年金額1.9%の引き上げが決定
日銀が政策金利を0.25%引き上げ
既に市場では利上げが予想されていましたが、注目の日銀の金融政策決定会合が終わり、0.25%の利上げが決定。
政策金利が0.5%となるのは、17年振りとなります。
物価上昇などで、インフレが意識されていますが、実体経済の上向きが確認できなければ、時期尚早の可能性もあるのかもしれません。
公的年金支給額を1.9%引き上げ
先日は市場予想で1.9%の引き上げという記事を上げましたが、予想通り厚生労働省は2025年度の公的年金の支給額を1.9%引き上げることを発表。
ただ現在は、マクロ経済スライドが発動されていることで年金額が増えても実際の賃金や物価の上昇率よりも低くなることで、実質の目減りとなります。
NY市場、期待上昇後の利益確定売り
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落で終わっています。
トランプ大統領就任後に期待からの買いが続いたことで、前日までの4日間で14,000ドル強の上昇となったことで、利益確定の売りが広がったようです。
ダウ平均株価は、140.82ドル安の44,424.25ドルと5日振りの反落となりました。
今後は、トランプ政権による対外政策がどのようになっていくのか各国の警戒も強まっていくのでしょうか。
日経平均、日銀利上げで5日振りの反落
昨日の日経平均株価は、26.89円安の39,931.98円と5日振りの反落となりました。
前場は買いが広がっていましたが、日銀の金融政策決定会合が終わり、0.25%の利上げが発表されると、これまで買われていたハイテク関連株に割高感が意識されて、売りが広がったようです。
今朝のNY市場が下落していることで、週明けの日本市場も売りが広がるのでしょうか。
ただ、イベントが終わったことで買戻しがあることにも期待したいですね。