「103万円の壁」引上げ協議が難航|基礎年金引上げで年収650万円超の年金減少

時事

2024.12.18



103万円の壁をめぐり、国民民主党が「話にならない」

現在、自公と国民民主党で協議されている「103万円の壁」の引き上げ幅について、自公が提示停止る基礎控除(48万円→58万円)と給与所得控除(55万円→65万円)を10万円ずつ引き上げ123万円とする案を、国民民主党が受け付けず、最低賃金の上昇率を加味した178万円を求めて、協議が難航しているようです。

国民民主党の古川元久税調会長は協議開始から10分で「協議は打ち切りだ」と10分で退場したようです。


基礎年金引上げで、年収650万円超の年金減少?!

現在、マクロ経済スライドの終了の時期を変更して、基礎年金(国民年金部分の老齢基礎年金)を引き上げる方向で調整されています。

本来の底上げ案では現在、年収が1110万円超の高所得者は、将来受け取る年金額が減少するという試算ですが、国庫負担を無くした場合には、年収650万円超の人の年金額が減少するという試算を厚生労働省がまとめたようです。

今後は国庫負担をどこまでにするかという調整が入るのでしょうか。


NY株式市場、金融政策への不透明感で3指数下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落

ナスダックとS&P500は反落して終わっています。

ダウ平均株価は、267.58ドル安の43,449.90ドルと9日続落で終わっています。

現在、開かれている米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げがあるか不透明感が広がっていることで、売りが広がっているようです。

FOMCの結果に注目です。


日経平均株価、前日のNY市場の結果を受け3日続落

昨日の日経平均株価は、92.81円安の39,364.68円と3日続落で終わっています。

前日のNY市場で、ハイテク株が広く売られたことで、日本市場でもハイテク株を中心とした売りが広がったようです。

為替相場が、1ドル=154円台まで下落したことで、輸出関連株に買いが入ったようですが、限定的だったようです。

今朝のNY市場が下落していることで、今日も軟調な相場が続くのでしょうか。


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