2024年のGDP成長率下方修正|6月の消費者物価指数、2,6%上昇に

時事

2024.07.20

person holding white ceramic mug beside macbook pro

目次

政府見解のGDP0.9%に下方修正

内閣府が2024年度の実質成長率が0.9%の見通しになると試算を示したようです。

1月の閣議決定された1.3%の前回見通しから0.4ポイントの下方修正となりました。

円安による物価上昇の影響で個人消費が鈍化したことなどの影響があるようです。

消費者物価指数が電気代やガス代の値上がりが押し上げる

総務省が6月の消費者物価指数を発表しました。

2020年を100としたCPIは、生鮮食品を除く総合が107.8と前年同月比で2.6%の上昇。政府が電気代やガス代の負担軽減策を縮小したことが影響したようです。

国内も消費者物価指数が鈍化傾向にありましたが、4月からは再び上昇傾向にあり、今後の金融政策がどう動いていくでしょうか。

NY株式市場、ハイテク売り続き3指数共に続落

今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の売りが継続し、3指数共に続落して終わっています。

ダウ平均株価は、377.49ドル安の40,287.53ドルと続落で終わっています。

世界規模のシステム障害が発生したことで、ハイテク株の売りが入ったようです。

これまでのハイテク株買いから、反転した状況が続いていることで、今後の買戻しもあるのでしょうか。

日経平均、NY市場の流れ受け3日続落

昨日の日経平均株価は、62.56円安の40,063.79円と3日続落で終わっています。

前日のNY市場がハイテク株の売りが広がり3指数共に下落したことを受けて、日本市場もハイテク株の売りが広がったようです。

ただ、反落の下落幅が大きくなっていることから、買戻しの動きもあるようで、下げ幅は限定的で終わっています。

今朝のNY市場が続落していることで、週明けの日本市場も一段安となるのでしょうか。

この記事をシェアする