財形貯蓄の取り扱い中止|IMF、世界経済見通し前回から維持

時事

2024.07.17

目次

財形貯蓄を資金取り扱い中止の銀行が出る

これまで日本で貯蓄を広めるための制度として財形貯蓄がありました、住宅財形や年金財形は一定額までの利息が非課税になるという優遇もありましたが、「貯蓄から投資へ」の流れが動き出した中で、財形貯蓄商品の取り扱いを中止する銀行も出てきたようです。

一般財形貯蓄はでは、特にメリットはないと思いますが、強制貯蓄として給与天引きで貯蓄を行うという機能がありましたが、NISAやiDeCoが普及している中で、よりメリットが見込める投資へ民間も流れているようです。

IMF,世界経済見通しを前回から維持

国際通貨基金(IMF)が2024年の世界経済見通しを発表し、前回4月に発表された3.2%成長の見通しを維持しました。

この四半期は、アメリカの利下げ時期が注目されていましたが、大きく情勢が変わることがなかったことで、見通しも維持されたのでしょうか。

NY株式市場、過去最高値を連日で更新

今朝終わったNY株式市場は、3指数ともに続伸。

ダウ平均株価は、742.76ドル高の40,954.48ドルと5日続伸で大幅に上昇して終わっています。

9月のFRBの利下げが期待される中で、6月の小売売上高が市場予想を上回り、利下げへの期待と経済が好調なことが意識された買いが広がったようです。

ただ景気の上向きは利下げ先送りが懸念されてくるので、明日の相場がどうなるのでしょうか。

ハイテク株の割合の多い、ナスダックとS&P500も続伸。

NY市場は、3指数ともに連日で過去最高値を更新しています。

日経平均株価、NY株高でも小幅反発

連休前に大幅に下落した昨日の日経平均株価は、84.40円高の41,275.08円と反発して終わっています。

日本市場が休場だった月曜日にもNY市場が上昇したことや連休前に大幅に下落したことで、買いが広がったようです。

ただ、上値が限定的なのは、トランプ氏が銃撃されたことで、逆にトランプ人気が高まり、次期大統領に勝利する確率が高まったことで、日本への影響を考えた不安が広がったようです。

今朝のNY市場が続伸していることで、日本市場も再び過去最高値を更新するでしょうか。

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