ガソリン価格が10か月振りの値上がりに
資源エネルギー庁が発表した全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=167.5円と前週から0.1円高くなり、10週振りの値上がりとなったようです。
ガソリン補助金は17.1円で23日からの1週間の補助金は9.5円に引き下げられます。
足元でアメリカの銀行の経営不安が世界に広がり、リスクオフで円買いが起こったことで、為替相場が円高傾向となり、原油価格の下落もあるので、これから再び値下がりとなるのでしょうか。
ガ株式市場、警戒続くも値動き小さく
NY株式市場、イエレン米財務長官の発言で3指数共に反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。
ダウ平均株価は、75.14ドル高の32,105.25ドルと反発して終わりました。依然として金融システムに対する不安は払しょくされていないようですが、イエレン米財務長官が「預金保護のために追加的な措置を講じる用意がある」と発言したことで、安心感が広がったようです。
米新規失業保険申請件数が前週から1,000件減少し、市場予想を大きく下回る191,000件だったことで、経済が上向いていることが意識されていると思いますが、今後のFRBの利上げペースの鈍化の見方は変わらないのでしょうか。
日経平均株価、思ったほどの下落なく限定的に
昨日の日経平均株価は、47.00円安の27,419.61円と下げ幅は限定的に反落となりました。
リスクオフ資産として円買いが進んでいることやNY市場の下落など悪材料が多くありましたが、一時300円近く下げた後は、米長期金利の低下などがあり、半導体関連株の買いなど下支えがあったようです。
今朝はNY市場が反発していることで、日本市場にも安心感が広がりそうですが、為替相場が円高に進んでいることで、売りも多くなるのでしょうか。