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FRBがFOMCで想定通りの0.75%の利上げを実施
さあ、注目だったFOMCが終了しました。
ただ大きなサプライズはなく、想定通り0.75%の利上げの実施が決まりました。
記事の中では通常の3倍(0.25ポイントの3倍)と書かれていますが、経済番組では通常は3ヶ月に対して0.25%の利上げが通常であることを説かれていました。そう考えると2会合連続での0.75ポイントのと6倍の利上げとなり、大きな金融引締めだということが分かってきます。
ただ今後の利上げペースに対しては、経済指標のデータを確認しながら検討し、利上げペースを引き下げる可能性もあると、丁寧な説明を行いました。
また経済の後退は起きていないとし、経済にも強気な見方をしていました。
ガソリン価格、4週連続で値下がり
資源エネルギー庁が発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週に比べ1円安く、1ℓ=170.4円と4週連続で値下がりしたようです。
補助額は36.6円で抑制効果は35.9円だったようです。
8月1日のガソリン価格が211円になる見込みのようで、168円の抑制目標との差の43円となり、補助上限の35円に、上限を超えた部分の半分の4円を足した39円が28日からの補助額となるようです。
再びガソリン価格が上昇となるのでしょうか。
NY市場、FOMCを終え、安心感が広がり大幅反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に大幅反発。
ダウ平均株価は、436.05ドル高の32,197.59ドルで終わりました。
FRBがFOMCを終え、パウエルFRB議長の記者会見を受け、過度な金融引締めへの警戒感が和らいだことで債券金利の低下で、株式市場に資金が流入したようです。
7月相場ももう少しで終わりますが、次回会合までの経済指標がどれくらい悪化するのか、または悪化せずに経済成長していくのでしょうか。
日経平均株価、米株価指数先物の上昇で反発
昨日の日経平均株価は、60.54円高の27,715.75円と3営業日振りの反発となりました。
FOMCを前に、米株価指数先物が上昇したことで、日本市場にも安心感が広がったようです。
今朝のNY株式市場が、大幅反発したことやFRBの金融引締めへの過度な警戒感が和らいでいることで、日本市場もさらに安心感が広がるのでしょうか。
28,000円台の回復が期待できるのか、28,000円の壁が厚いのか気になります。