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「やっぱ広島じゃ割」8月から一時停止
広島県は、県内旅行を補助する県民割の「やっぱ広島じゃ割」を8月から一時停止することを発表しました。
全国的に新型コロナウィルスの感染再拡大が広がり、広島でも過去最多を記録していることで、感染拡大を抑制するためにも一時停止を決めたようです。
IMFの22年の世界成長率、3.2%に下方修正
国際通貨基金(IMF)が発表した2022年の世界経済の実質成長率見通しが3.2%と、4月時点に見通した3.6%から0.4ポイント下方修正しました。
歴史的なインフレや中国のロックダウンなど、経済にネガティブな出来事が多くあり、「4月以降、見通しが大きく暗転している。世界はまもなく世界同時不況の淵にたたされるかもしれない」と指摘されたようです。
また民間調査の「NEEDS」は、国内の実質成長率の見通しを2022年度を1.8%に、2023年度を1.0%としました。
7月の景気判断が3ヶ月振りに上方修正
政府が月例経済報告で、景気の総括判断を「緩やかに持ち直している」と、前回の「持ち直しの動きがみられる」から3ヶ月振りに上方修正されました。
ただ国内でもインフレや感染再拡大で行動制限が掛かる可能性もあり、今後はどうなっていくでしょうか。
7月の米消費者信頼感、3ヶ月連続で低下
米調査会社のカンファレンス・ボードが発表した7月の消費者信頼感指数が前月から2.7ポイント低下し、95.7となったようです。
低下は3ヶ月連続で、物価上昇の影響が大きい様です。
NY市場、3指数共に下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。
ナスダックは続落し、ダウ平均株価は、228.50ドル安の31,761.54ドルと反落となりました。
小売り大手の業績見通しの引き下げで、消費関連株が売られたようです。
物価上昇により、消費者信頼感指数も低下していることやFOMCを前に利益確定売りもあったようです。
FOMCでの利上げ幅がどれくらいになるのか、経済指標が悪化していることで、0.5ポイントの可能性もあるのでしょうか。
日経平均株価、手控えムードで44円安
昨日の日経平均株価は、44.04円安の27,655.21円で終わっています。
FOMCを前に手控えムードもあったようですが、国内の実質国内総生産(GDP)の引き下げやサル痘が国内で確認されたことなど、ネガティブ材料も多くありましたが、下値は限定的で、国内景気への期待や前日の下落からの買戻しが下値を支えたのでしょうか。