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8月の街角景気、基調判断を「持ち直しに弱さ」

内閣府が発表した8月の景気ウォッチャー調査によると、3カ月前と比べた現状判断指数(DI)が前月に比べ13.7ポイント低下、34.7と3ヶ月振りの悪化となりました。
基調判断も「景気は新型コロナウィルスの影響で持ち直しの弱さがみられる」と4ヶ月振りに下方修正されました。
緊急事態宣言の延長も決まりそうで、9月以降も持ち直しが先送りになる可能性も高くなりました
8月の投資信託、9ヶ月連続で資金流入超

8月の国内公募追加型投資信託の設定額から解約額を差し引いた額が6550億円増と9ヶ月連続で資金流入超となったようです。
ただ前月の流入額の9240億円からは減少したようです。
9月に入って株価上昇で投資信託の評価額も上昇すると思われますが、9月は資金流入超となるでしょうか
ガソリン店頭価格、3週間ぶりに上昇

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=158.1円と前週から0.3円高くなり、3週間ぶりに上昇しました。
原油価格が高くなっている事で卸値が上がっている事で、店頭価格に転嫁されたようです。
NY市場、3指数共に下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落
ナスダックは5営業日振りに反落となりました。
ダウ平均株価は、68.93ドル安の35031.07ドルと3日続落で終わっています。
前日までの下落で買いも入ったようですが、新型コロナウィルスの感染拡大が景気回復の先行き不透明感を高めて、売りが優勢となったようです。
ただ雇用動向調査の非農業部門の求人件数が5ヶ月連続で過去最高を更新したことで、景気回復への期待もあり下値は限定的になったようです
日経平均株価、3万円台を回復、しかし・・・

昨日の日経平均株価は、8日続伸となる265.07円高の30181.21円で終わっています。3万円台回復は4月6日以来の約5ヶ月振りとなりました。
自民党の次期総裁の経済対策への期待が続いている事や新型コロナウィルスの感染者数が減少傾向にあることで、買いが優勢となったようです。
ただ、8営業日で2540円上昇している事で利益確定売りも多くなっています。
今朝はNY市場が3指数共に下落した事などもあり、利益確定売りが優勢で始まりそうですね。
3万円を維持できるでしょうか