2月の実質賃金23か月連続でマイナスに|3月の街角景気50を下回る

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

2月の実質賃金が23か月連続でマイナスに

厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査によると、1人あたりの物価変動の影響を除いた実質の賃金が前年同月比で1.3%の減少と23か月連続でマイナスになったようです。

手取り額にあたる名目賃金は282,265円と1.8%の増と26か月連続でプラスとなっています。

物価高による実質賃金の減少が続き、額面の収入は増えているものの実質の収入が減少している状態が続いています。

3月の街角景気が節目の50を下回る

内閣府が発表した3月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で、現状判断指数(DI)が、前月比で1.5ポイント低くなった49.8と、好不調の節目の50を14か月振りに下回ったようです。

2~3か月先の景気の先行きを示す指数も、2月より1.8ポイント低下し51.2となり、先行指数ではまだ50を上回っていますが、今後も物価高が続くことになれば、50を下回ってくるのでしょうか。

NY株式市場は、利下げ交代でダウとS&P500反落

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックは小幅続伸、ダウ平均株価とS&P500は小幅反落となりました。

経済指標が好調なことで、FRBの利下げが先送りされることが意識されて、株を売る動きが大きくなったようです。

ただ、3月の雇用統計で賃金インフレの加速が確認できなかったことで、6月に利下げがあるという見方も広がり、買い戻しが入ったようです。

ダウ平均株価は、11.24ドル安の38,892.80ドルと39,000円の回復は先送りになりました。

日経平均株価、39000円回復の反発

昨日の日経平均株価は、354.96円高の39,347.04円と反発して終わっています。

先週末のNY市場が上昇したことや為替相場が1ドル=151円台後半となったを受けて、日本市場にも買いが広がったようです。

一時は600円を超える場面もありましたが、買い一巡後は利益確定売りも広がり上値を抑えて終わっています。

今朝のNY市場が売りが多かったことを受けて、日本市場も利益確定売りを含んだ売りが広がるのでしょうか。

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