9月の街角景気は2か月連続で低下|8月の経常収支が7ヵ月連続で黒字に

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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9月の街角景気は物価高で2か月連続で低下

内閣府が発表した景気ウォッチャー調査(街角景気)では、3か月前から比べた現状判断指数(DI)が49.9と前月から3.7ポイントの低下となり、節目の50を下回り2か月連続で低下になりました。

50を下回るのは8か月振りで、物価上昇が景気を冷やしているのが見えてきました。

8月の経常収支は7か月連続で黒字に

財務省が発表した8月の国際収支統計の速報値では、経常収支が2兆2797億円の7か月連続で黒字となったようです。

8月は訪日外国人の増加もあったことや資源高の一服もあったことで貿易収支が改善したようです。

IMFの世界経済成長率は2.9%に下方修正

国際通貨基金(IMF)が発表した経済見通しでは、2024年の世界の実質経済成長率を2.9%と、前回7月の発表から0.1ポイント下方修正しました。

中国やユーロ圏の景気減速を反映した数値となったようです。

5年後の成長率も3%前後とみられて、低い成長が継続するとみているようです。

NY市場、中東情勢で上値重いが3日続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に3日続伸で終わっています。

ハマスによるイスラエルへの攻撃があり、中東情勢の地政学リスクへの不安が高まっていますが、ダウ平均株価は、134.65ドル高の33,739.30ドルと3か続伸で終わっています。

長期金利が先週に4.80%を一時付けましたが、今週に入り一服したようで、一時4.61%と0.2%近い低下が市場に安心感を広げたようです。

またポスティックアトランタ連銀総裁が「これ以上利上げする必要があるとは考えていない」と今後の利上げがないことを意識する発言に安心感がさらに広がったようです。

連休明けの日経平均株価、700円超えの大幅反発

昨日の日経平均株価は、751.86円高の31,746.53円と大幅反発で終わっています。

連休前のNY市場が反発し、前日も続伸していたことで、日本市場にも安心感が広がったようです。

中東の地政学リスクに対しては、昨日は材料視されていなかったようですが、今後、NY市場が地政学リスクを嫌う売りが増えると日本市場にも影響は出てくるのでしょうか。

国内の景気も少し冷えてきているのも気になります。

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